かみ合わせの大切さを実感しました
先日、あるかみ合わせのセミナーに参加いたしまして、実習で自分のかみ合わせを調節したのですが(もちろん自分では出来ませんので、他の先生に)それから、目まいと吐き気に悩まされています。いつも軽い船酔いをしているような気分で、下を向くとムカムカする状態で、仕事柄、少々困っております。時間と共に、慣れもあるのか多少はましになってきましたが、快調という状態からは程遠い状況です。診療中は気が張っていますので忘れている事もありますが、終わると院長室でソファーに倒れこんでしばらく放心状態です。
おまけに腰痛も併発し、あらためてかみ合わせの大切さを身をもって実感いたしました。毎日のようにかみ合わせの調整を行なっておりますので、身が引き締まる思いです。
なぜかみ合わせを変えるとそのような症状が出るのかは、理論的に十分説明がつきますので、これから自分の体を使って色々と実験してみようと思っております。キーワードは「重力」です。そのうちご紹介いたします。
皆様の中にも、検査では異常が無いのに体調が優れず、漫然と鎮痛薬や抗ヒスタミン剤、血圧の薬、その他、のみ続けている方も多いと思います。それらはあくまで現在の症状を抑えるだけの対処療法であり、完治するわけではありません。私のケースと逆で、かみ合わせを整える事により、それらの不快症状が治る場合も結構あると思われます。
かみ合わせの治療は誰もが行なっているわけではなく、また、色々な方法がありますので、ぜひご自分に合った医院を見つけられると良いと思います。健康で快適な生活が待っています。
現代のの方、特に年齢が下がるに連れて食べ物や生活環境などの影響で、かみ合わせのズレが大きいように感じます。一見、きれいに並んでいるようでもずれている場合は多く、まして歯を抜いたり、たくさん治療したりしているとさらに厳しくなります。(歯科治療はその時点のかみ合わせに合わせて治療する場合がほとんどですので、もともとズレがあれば、その状態をさらに固定してしまう場合も考えられます)
思い当たるふしがある方は、とりあえず今行かれているかかりつけの先生に相談されてください。
今後、私の体調の変化も随時ご報告していきたいと思います。
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