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2008年1月17日 (木)

森光子さんの元気の元は歯だった

女優の森光子さんを拝見するたびに、その若さに驚かされます。日本人は世界第1位の長寿を獲得しましたが、「健康で長寿」かというと、なかなかそうは言い切れない部分があります。統計を見てみると、亡くなる前の数年は病院や介護施設などで過ごす場合が多いようです。

その点、森さんは87歳という年齢を全く感じさせないお姿は、正にアンチエイジングの鏡のような存在です。もちろん様々な努力の賜であるのでしょう。その中に、「歯が丈夫」と言うのも入っているそうです。それに関する記事を見つけましたので、転載いたします。

 (記事より)                                  女優、森光子(87)の主演舞台「放浪記」が東京・日比谷のシアタークリエで幕を開けた。今作から大事を取って“でんぐり返し”を封印、木賃宿の人々と一緒に“バンザイ”する場面に変更して単独主演記録の更新に挑む森。健康の秘密は丈夫な“歯”にあった。

 公演前、4年ぶりに共演する黒柳徹子(74)が、森の健康の秘訣をこう明かしていた。「朝、夕に75回ずつスクワットをしたり、自転車漕ぎをしたり。それから結構、肉を良く召し上がるんですよね」

 すると森は、「肉は50-60グラムですけどね。それから卵、卵! 1日2、3個食べるのよ」とスタミナ源を披露。舞台関係者によると森の好みの肉は、ある程度、噛み応えのあるロースだという。

 咀嚼できるのか、失礼ながら森に直接聞いてみると、「21本、自分の歯よ。もう少しで定期検診なの。歯間ブラシで睡眠時間が削られてるの」と笑顔で答えてくれた。口元には、きれいに並んだ白い歯がキラリ。とても、この5月に米寿を迎える人とは思えない。

 1989年に政府と日本歯科医師会が提唱した80歳で20本の歯を残そうという「8020運動」の先陣を切っている。

 61年の芸術座初演以来、8日で通算1860回公演。2月23日には1900回を迎えるが、耳が遠くなった様子もなく、かくしゃくとした姿で公演直前の取材もテキパキ。2000回の金字塔も見えてきた。

 「ギネスブックに申請しようかと申し上げたところ、“まだ継続中だから”と言われました」(東宝関係者)

 舞台は芸術座から生まれ変わったシアタークリエ。「建物は新しいけどお客さまは変わらない。優しく、温かく、いつものように助けてくれる」

 森の歯が光った。3月30日まで。

歯科界の中では、自分の歯がしっかり残っていると元気であり、医科も含めた医療費が約3分の1程度で済んでる(つまり健康である)事は周知の事実なのですが、一般に方の認識はまだまだのようです。もっと啓蒙活動が必要であると思われます。

今、段階の世代の方々が続々と退職を迎えられています。あと10年もすると、その方々の中から、要医療、要介護の方がどんどん出てくる事が考えられます。

年金も含めまして、出生率の激減により、若い人が減ってくると、当然ですが税収の他に、人でも絶対的に不足してきます。税収は極端に言えば消費税率をもっと引き上げれば何とかなるのかもしれませんが、人手は移民でも積極的に入れていかない限り、補充する術がありません。

とすれば、どうしても生涯を元気で全うしていただかなければ国が成り立たないと言う事態も想定できます。医療費を減らす改善策の一つが、歯をきちんと手入れしておくと言う事を、ぜひ認識してください。歯は28~32本ありますので、2,3本無くなっても確かにそのうち慣れて噛めますが、そこから徐々に崩壊が始まっています。

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2008年1月 8日 (火)

かみ合わせ治療元年

*熊本センターは既に閉鎖されております。また、私も既に日本咬合学会を退会しております。そのため、丸山咬合療法は行っておりません。ご注意ください。平成25年4月

皆様新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

タイトルにも書きましたが、私自身、今年を「かみ合わせ治療元年」として、本格的に取り組んでいきたいと思っております。

もちろん今までも、自分なりにかみ合わせ治療を行ってきたわけですが、今年から私のかみ合わせ治療の師匠である大阪大学名誉教授で 日本咬合臨床研究所の所長である丸山剛郎先生が熊本の私の医院にひと月に1回来られて診療をしていただける事になったからです。

丸山先生に指示して5年程になりますが、横で見ていて、その目の付け所、発想、ひらめき、卓越した手技などなど、いつも圧倒されてばかりです。この治療を独りであみ出して来られたパイオニアとしての責任感と、さらにより良く改良していこうという姿勢にはいつも頭が下がります。事実毎年治療法が進化しており、より短期間で確実な治療効果が得られるようになっています。

丸山先生の治療が受けられる所は、札幌、東京、名古屋、大阪、和歌山、福岡、それに熊本と非常に限られております。それ以外の場所におられる患者様は最寄の場所まで治療を受けに出かけておられます。私が住んでいる熊本からも、東京や福岡に通っていた患者様が数名いらっしゃいます。

ご縁があって、昨年末から熊本でも治療を受ける事ができるようになりましたので、ぜひご利用いただければと思います。

このブログで何度もくり返してきましたが、かみ合わせ(正確には下顎のズレ)が全身の健康と非常に密接に関係している事は、残念ながらまだまだ一般的に知られるまでにはいたっておりません。場合によっては認識のない医師、歯科医師などから批判を受ける事もあります。しかし、全国でこの治療を受ける事によって健康、長寿、美を手に入れられた方が多数いらっしゃることは、紛れもない事実です。その様な方々が増えていくことによって、いずれ社会全体の認識が変ってくると確信しております。

体が健康でなければ気力も湧いてきません。体が健康である事は全ての大本であると考えます。顎が全くずれていないくて理想的な歯並びをしている方はほとんどいません。とすればほとんどの方がこの治療を受けていただく事によって、体調が悪い方は健康に、健康(自覚的に)な方はより健康増進につながります。

検査しても特に異常がないのに体調が優れないという方は、ぜひ1度かみ合わせのずれを疑ってみて下さい。クスリを飲んでもそれはほとんどが今出ている症状を緩和するだけの対処療法であって、根本原因の解決には至りません。

西洋医学的に局所に囚われるのではなく、東洋医学的に体全体を整えるという発想も必要でしょう。もちろんそれぞれ得意不得意がありますので、うまく使い分けていく事が大切です。

とりあえず、カウンセリングと体験を受けていただく事をお勧めいたします。下顎のずれを正した瞬間に、体が瞬時に整う事を実感していただけます。これは、受けられた方ご自身が「えっ」と驚きの声をよくあげあれる瞬間であり、私としては「どうだ」と心の中で叫ぶ瞬間です。

この記事を目にされたのも何かのご縁です。ぜひ、かみ合わせを正して健康・長寿・美を手に入れて下さい。

今年は頑張って更新しますので、時々のぞいて下さい。

 

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