2008年2月28日 (木)

うつとかみ合わせ

*熊本センターは既に閉鎖されております。また、私も既に日本咬合学会を退会しております。そのため、丸山咬合療法は行っておりません。ご注意ください。平成25年4月

うつが大きな社会問題となってきています。交通事故死が1万人をはるかに下回っている中で、自殺者は3万人を越えています。

私も歯科医師として毎日診療を行っておりますが、抗うつ剤、精神安定剤、睡眠導入剤などの向精神薬を飲んでいる方が最近本当に目立つようになりました。

向精神薬は、体に大きな負担をかけます。我々歯科領域に限って言いますと、唾液が出にくくなり、唾液が粘ってきます。薬を飲んでいる方にお聞きすると、ほとんどの方が強い口やのどの渇きを訴えられます。唾液は口の中に健康を保つのに非常に大きな役割を果たしておりますので、唾液の量や質が変るだけで、大きな影響を与えます。

具体的に言いますと、虫歯や歯周病が一気に進行したり、口臭が強くなったりといった症状です。

急性期は仕方がないとしても、症状が落ち着いたらなるべく早く、薬から離脱していただきたいのですが、どうしても依存傾向が強く、なかなか止められないというのが現状のようです。

実際は「うつ病」と「うつ傾向」は違うそうです。私も詳しく勉強したわけではありませんが、うつ病は本当の病気であり、脳に気質的な問題が生じて脳内ホルモンの分泌などに以上が起こった結果陥るもので、専門的な治療を要するのに対して、うつ傾向は、脳の虚血によって、一時的に脳の元気がなくなることによって生じるもので、その原因を解決すると直る場合が多いそうです。今はこの二つがあまり区別されず、同じ様な治療が施されている所に大きな問題があると聞きました。

今は向精神薬の非常に良いものができましたので、その効果が高いゆえに安易に処方されている気がして、少々危機感を感じます。薬によって口の中がボロボロになり、それに伴って体の健康も悪化している患者様を何人も目にしていると、何とかならないかなと痛感いたします。

そこで一つ知っていただきたいのが、かみ合わせとうつの関係です。以前も書いた事あるのですが、うつの方の姿勢の特徴は、猫背(首の前傾)、体のねじれです。この様な姿勢だと、首の筋肉に非常に負担がかかる結果、首の強いこりが生じます。頭の重さはボーリングの球と同じくらいあります。

1本の棒の先端にボーリングの球が固定してある図を想像してみて下さい。棒を真っすぐ立てて、その真上に球が乗っているときは、一番最小限の力で支えられます。ところが、棒を前に少し傾けると、とたんにその状態を支えるために手に強い力が必要となります。

首の骨は1本の棒ではなく、7個の骨が積み木のように重なって出来ています。それを筋肉や靭帯で四方八方に張り巡らせて丁度テントの支柱を支えるようにして、頭を支えています。首が前傾すると、首のうしろの筋肉や靭帯に大きな負担がかかってしまう結果、それが首筋のこりや痛みにつながります。

すると頚椎の中を通っている動脈を締め付けてしまい、結果脳への血流量が落ちてしまいます。脳は体に占める容積はそう大きくありませんが、消費する酸素や栄養は体全体の約20%もあるといわれています。少し血流が落ちただけでも大きな影響が出る事が想像できると思います。脳の元気が落ちた結果、うつ傾向に陥る事があります。

この首筋のこりの大きな原因の一つがかみ合わせのズレです。詳しくは、このブログに以前何度も書いていたと思いますので、ご興味のある方は読んでみて下さい。ちなみに首筋のこりは、肩や腰のこりに比べて自覚していない方が多いのも事実です。問診表(当医院のかみ合わせ用)の首筋のコリの欄に何もチェックが無い方でも、実際に触診させていただくと、かなりこっている方がたくさんいらっしゃいます。楽な状態を知らないので、現状をそんなものだと感じられているのでしょう。

当医院に、かみ合わせの権威である大阪大学名誉教授の丸山剛郎先生が月1回来られ診療を行っていただいておりますが、首筋のこりが見事にとれて、結果、うつ(傾向)の患者様が者さん元気になられております。これは事実です。丸山先生はこの様な治療を全国で行われており、うつ(傾向)のたくさんの患者様が本当に元気になり、社会復帰されております。

うつで歯科医院に行くなど今までは考えられなかった事ですし、眉唾と思われる方も当然多いと思います。ただ、他ではなかなか完治までは行かなかった方が、元気になられているのも事実です。

治療前に、体験とカウンセリングという制度がありますので、ご興味のある方は一度受けれられて見るとよいと思います。かみ合わせを正しく修正した瞬間、体が驚くように変る事を体験で出来ます。首筋のこりも瞬間的に驚くようにとれて、体全体に力が入るようになります。実際に治療するかどうかは、その後ゆっくり考えられて構いません。(保険適応外の治療となります)

私はこの治療を5年前に知りました。そして、勉強をし、実際に治療を行う中で歯科医師としての非常に大きなやりがいを見出しました。今後のライフワークとして腰をすえて取り組んでいきたいと思っております。

語弊を覚悟して言えば、収入だけを考えれば、今流行のインプラントや審美歯科などを行なった方が、はるかに簡単に高収入を得る事ができます。しかし、医療の本筋は、病める多くの患者様を痛みや苦しみから救う事であり、それらは、その手段の一つであるべきだと考えます。

全てかみ合わせで治るなどと言うつもりは毛頭ありません。しかし、逆に、検査しても特に悪い所は無いのに体調が優れない方は、一度かみ合わせのずれを疑ってみて下さい。見かけの歯並びが綺麗だからずれていないと言うわけではありませんので、気をつけて下さい。例えば歯列矯正で綺麗に並んでいるにもかかわらず、体調が優れない方が実はたくさんいらっしゃいます。

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2006年2月17日 (金)

健康になる食事パートⅣ(常備食という助っ人)

さて、また食の話の続きです。

最近の主婦が食事を作るのが手抜き、あるいは苦手という話を時々耳にします。では、昔の主婦が三度の食事をきちんと作っていたかというと、決してそうではありません。「主婦が家で料理をしなくなったから食が乱れた」というイメージを抱いている人が多いでしょうが、そんな余裕は昔もありませんでした。確かに昔は外食が少なかったので、今よりは主婦がまめに食事の「支度」をしていたかもしれませんが、いちいち大根を煮たりあえ物を作ったりしていたわけではありません。

今の主婦は共働きで忙しいですが、昔の主婦は家事で大忙しでした。掃除機、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、などなど今では当たり前の便利な器械が無かった時代の家事は、かなりの時間や労力がかかる仕事でした。炊事にしても、炊飯器など無いので、いちいち薪を割ってご飯を炊いていました。しかも昔は今と違い子供の数も多かったので、その世話にも追われてゆっくり時間を掛けて料理を作っている暇などありませんでした。

それでも昔の日本人が家庭でまともな食事をとれたのはなぜか。それは、漬物、海苔、佃煮、梅干などの常備食をうまく利用していたからです。いちいち料理をしなくても、常備食を作りおきしておけば、手早く食事の支度ができる。ご飯を炊いて、みそ汁さえ作れば、あとは常備食を並べるだけで済んでいたわけです。

朝食に関してはこれで充分。夕食も、これに焼き魚を加えれば問題ありません。これこそ、長い歴史の中で育まれてきた賢い知恵だと言えるでしょう。

仕事が忙しくて料理のできない現代人も、この智恵に学ぶべきです。タンパク質も野菜も、常備食でまかなえないものはありません。「バランスのいい食事」とか「1日30品目」とかいう得体の知れないものよりも、こちらの方が寄り現実的で具体的です。

例えば、良質のタンパク質をとりたかったら、肉や卵、牛乳より、煮豆を食べた方がよほど体にいいでしょう。煮豆は買ってくればよく、江戸時代から煮豆やさんはありましたので、昔の人だって、いちいち自分で煮てはいなかったのです。それに、豆腐や納豆、小魚の佃煮などもあります。これらを買い置きしておいて、飽きの来ないようにうまく食卓に並べてゆけばいいのです。

野菜は味噌汁に入れられるし、それより何より一番楽なのは、漬物です。野菜炒めやドレッシング、マヨネーズまみれのサラダと違って、漬物には油が入っていません。しかも切って並べるだけですから、用意するのが簡単。「この世で最高の野菜料理はなにか」と問われたら、幕内さんは迷わず「漬物」と答えるそうです。

時間がある時には野菜のあえ物、煮物、おひたしなどを作るようにして、普段の忙しい時は漬物で充分です。ちなみに私は大分の「きっちょむ漬」が大の好物で、大分に行ったときには必ずまとめ買いしてきます。それでも家族全員(特に私と長男)がばくばく食べるので、あっという間に無くなってしまいます。

常備食は、スーパーに行けばたくさんの種類が置いておりますので、手軽に手に入ります。ただ、あまりまともではない物が売られているのも事実なので、慎重に選ばなければなりません。

まず絶対に避けたほうがいいのは、成分表示に「ソルビン酸」や「着色料」と書かれているもの。今の食品には様々な食品添加物が使われていますが、「ソルビン酸」や「着色料」はきわめて毒性が高い可能性があります。これらは「薬漬け」の食べ物だと思ってください。

それ以外では、「アミノ酸」が入っているものも可能であれば避けたいものです。パックに入っているものではなく、むき出しのまま売られているものの方が、余分な添加物が入ってなく安全でしょう。

日本人には長い間かかって培われた日本食の文化があります。戦後、欧米が全て正しいような風潮に押されて食文化も急激に欧米化してきました。その結果、日本人の体質が変わり、癌やアレルギー疾患などの、以前は非常に少なかった病気が蔓延しています。今こそ日本食を見直す時期でしょう。食は生命の根源です。その時、常備食をうまく利用して、手抜きではなく、賢い食卓作りを目指しましょう。これは主婦だけでなく、独身や単身赴任の男性も手軽に実行できる事です。大事なのは今日から始める事です。

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2005年12月16日 (金)

口元を美しく見せるスマイルライン

寒い日々が続いております。おかげで、診療所は閑古鳥が鳴いており、大掃除がどんどん進むという、笑うに笑えない状況です。週末にはさらに強烈な寒気団が日本列島を覆うとか。さてさてどうなるのでしょう。年が越せません。

さて、前回前歯についてお話いたしました。もう少し補足していきたいと思います。

我々が前歯を大がかりに治療する時は、その形や色を自由に設定できますので、(入れ歯を含む)その時の基準はどこに取るのでしょうか。ある程度平均値と言うものは存在しますので、それを基に作っていくのですが、最終的にはお口の中で仮合わせをします。これを、専門的には「試適」と呼びます。

7,8割くらい仕上げたものを、実際に患者様のお口の中に入れて、手鏡を見ていただきながら、ああでもない、こうでもないと話し合って作り上げていきます。もちろん、その前に私が見て、明らかにおかしい場合はまず修正をします。

ここで特徴的なのは、男性と女性の違いです。男性の場合はほとんどの方が、鏡をチラッと見て「いいよ」とか「先生に任せる」といったニュアンスの答えを返されます。これは、関心がないというよりは、多分恥ずかしさの裏返しなのではと思っております。今の若い人は違うかもしれませんが、私も含めてある程度の年齢以上の男性は、例えば洋服などを選ぶ場合も、何着も試着してどれが似合うかと時間をかけて思案するのが苦手です。よっぽど自分がかっこいいと思われている方は別かもしれませんが、私など、どれを着ても大差はなく、あれこれ選んでいる自分が恥ずかしくなるので、1,2着見たらそれを買ってしまいます。ちなみに私は自分で自分の服を買ったことがほとんど無く、試着も嫌がるので家内泣かせです。

対して女性は、やはり美に対する執着が違います。鏡を渡すと、前から、横から、上下からと色々な角度でチェックされます。ですから、男性の場合は横についてこちらがある程度誘導しながらお聞きしますが、女性の場合はしばらくそのままほっておいて、他の方の治療をしています。そして、一段落して鏡を膝の上におかれたら、初めて声をかけます。それから、ああでもないこうでもないと、希望をお聞きしながら修正していきます。

ここで我々が気をつける事は、我々が思っている美しさと患者様ご自身が描いている美しさにズレがある場合があると言う事です。我々は、どうしても平均的に作っていく習性があります。もちろんそれで満足される方もたくさんいらっしゃるのですが、例えば元々少し出っ歯だった方は、こちらが気を利かせて少し引っ込めて作ると、自分らしくないと否定される場合があります。また、あまりきれいに並んでいると、いかにも作り物のように見えるからと、わざと多少歯並びを乱れさせて作る場合もあります。

やはり、患者様ご自身の歯ですし、治療費を払われるのも患者様ですので、我々の固定観念を押し付けず、患者様が一番納得されるものを作りますので、この試適という作業は大変大切なステップです。場合によっては、我々から見るとちょっと・・・という場合もあるのですが、やはり患者様の希望を最優先いたします。もちろん、不可能な事もありますので、そのときはよく話して妥協点をみつけていきますが。

ただ、自分の思い込みを除いて、やはり誰が見ても美しいという歯並びは存在すると思います。一般的に言われているのが「スマイルライン」というものです。これは、自然に微笑んだ時、上下の唇は軽く開き、両端の口角が上に上がって唇のラインはは真一文字ではなく、ゆるやかな円を描きます。上唇のラインに沿って上の歯が左右対称に少し見えて、歯の先端は下唇に少し触れるような並び方です。また、前歯を正面から見たときの歯の幅の割合もあるのですが、これは専門的になりますので省きます。審美歯科と呼ばれる方々は、このスマイルラインを非常に大切にされます。矯正もそうです。

一番よくわかるのは、「ヨン様」でしょう。「微笑みの貴公子」と呼ばれるように、いつも微笑んでいますが、その口元には、真っ白なきれいに並んだスマイルラインが形成されています。今度、そういう目で口元に注目して見てみて下さい。

その他に大切な事は、歯が左右対称に並んでいること、歯の軸、特に真ん中の2本が傾斜していない事、具体的に言うと、目と目の瞳孔をむすんだ線に対して歯が垂直に並んでいること、上下の歯を結んだラインが上記の線に対して平行な事、極端に前へ出たり引っ込んだりしていない事などです。我々は、これらの項目を総合的に判断して作っていきます。

ここでは、歯の色については述べませんでしたので、次回は歯の色を含めて、最近流行のホワイトニングについても書いて行きたいと思います。

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2005年10月28日 (金)

首のこりが命取り

肩こり、首のこり、背中のこり、腰のこり、脚のこりなどを持っている方はたくさんいらっしゃると思います。それが病気だと認識している方は、そんなにたくさんはいらっしゃらないと思います。こりがあるということは、そこの筋肉が疲労して、老廃物が筋肉の中に溜まっていると言う事です。あんまやマッサージで楽になるのは、それらを強制的に排出させる事により、筋肉が楽になるからです。

上記したこりの中でも、一番気をつけなければいけないのが首のこりです。これは万病のもとと言っても過言ではありません。体全体を統括するのは脳です。ここから神経を伝って情報が流れるわけですが、それは当然首の骨の中を通って全身に広がっていきます。首がこるということは、そこの筋肉が硬直して首の骨(7つの骨が合わさって頚椎を構成しています)にずれがでます。すると当然その中を通っている神経を圧迫して全身に悪い影響が出てきます。

また、この頚椎の両側を椎骨動脈という脳に血液を運ぶ血管が通っていますが、首の骨がずれたり筋肉がこったりすると、それが圧迫されて血液の流れが減少します。脳という組織は臓器の中でも、ものすごく栄養や酸素を消費する臓器です。血流が阻害されると、当然それらが不足する事になり、全身の様々な症状につながってきます。脳への血液が数分止まると回復不能なダメージとなり、植物状態や、脳死といったものにつながるのはよくご存知だと思います。

ある調査によると、姿勢と筋肉の血流量と筋収縮の程度を測定したところ、耳の穴と目を結ぶ線が水平より10~20度上を向いて、後頚筋がリラックスしている状態に対して水平から10度下を向いた状態では、血流量が3分の1に減少するという結果が出たそうです。しかも、上を向いている状態は、筋肉の放電量も少なく、筋肉は弛緩しているが、下を向く角度が大きくなるにつれて、放電量が多くなり、筋収縮が強くなると報告されています。

うつ病をわずらっている方は、100%猫背です。当然首も前に傾斜しています。胸を張って元気よく歩くうつ病の方を見たことはないでしょう。(猫背が必ずしもうつ病になるとは限りませんので)。今の子ども達がゲームに熱中している姿勢をよくみて下さい。どうでしょう。同じ様な姿勢になっていませんか。事実、肩や首のこりなどを訴える子ども達が急増しています。小学生からうつ病あるいはうつ傾向を示す子ども達の増加が大問題となっています。最近よく聞かれる引きこもりやニートといった問題も、このあたりに原因がある場合もありそうです。

首のこりは、自覚している方も多くいらっしゃいますが、無自覚の方も結構いらっしゃいます。最初に「首はこりますか」とお尋ねすると、「いいえ」と答えられますが、問診表(全身の健康に関する)を見ると、どうも問題がありそうなので触診すると、こちこちにこっている場合が多いです。長い間こっている状態が続いたため、それに慣れてしまい、その状態が普通だと思い込んでしまいます。かみ合わせの治療を行って、本当にリラックスした状態を知って初めて以前かなりこっていた事を再認識されます。

そのあたりの事をもう少し掘り下げて、その対処法なども含めて次回お話したいと思います。

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2005年10月24日 (月)

院長日記8

ここのところ日中はまだ暑さを感じるものの、朝夕はさすがに長袖を羽織らないと寒く感じます。暦の上ではとっくに秋でしたが、現実がやっと追いついてきたようです。朝のニュースなどでも季節が数週間ずれてきていると指摘していました。確かにその様な実感がありますね。この先どうなるのでしょうか。

地球はその誕生以来、大きなサイクルで寒冷化したり温暖化したりしています。氷河期などという言葉を昔習いました。ただ、現代は、昔はなかった石油や石炭といった化石燃料の大量消費による二酸化炭素などの放出と熱の蓄積が日々行なわれています。私たちが生きている時代はなんとか持ちこたえられたとしても、後に続く子孫の代になるとどうなのでしょうか。心配になります。

昨日は穏やかな秋晴れに恵まれて、気持ちのよい1日でした。私は家族の冷たい視線を振り切って(正確には家族の視線をあびないように朝5時起きで、そっと家を出て)趣味の一つである魚釣りに出かけました。自分の楽しみの時は、目覚ましが鳴る前に目が覚めるのが不思議です。今のシーズンは何と言っても魚の王様と言われる「鯛つり」です。夜が明けると同時に漁船に乗り込んで、一路天草の海へ繰り出しました。

釣り情報誌を見ると、どれも良形の鯛が釣れており、数も出ていると書いてあるので、時間は充分あるとわかってはいるのですが、早く釣り場に着かないかなと心はあせります。後でゆっくりやればいいものを、揺れる船の中で仕掛けを作って、おかげで指を2、3箇所釣り針で刺しました。ポイントに着くと、シーズン真っ盛りのせいか、どこからこれだけ集まったのだろうと思うくらい、すごい数の船(漁船、遊魚船、個人、その他)でした。それぞれの船には複数の人がのっていますので、海の中にはどれくらいの釣り糸が下がっているのでしょうか。海の中から眺める事ができたらさぞかし面白い眺めでしょう。

さてさて釣果はといいますと、予想通りさっぱりでした。あたりがほとんどなく、最初は餌が足りないかなと思っていたのですが、充分余りました。(ちなみに生きているエビです)多分、釣れた魚を魚屋さんで買ったほうが、エサ代、仕掛け代、その他かかった費用を考えると安かったかもしれません。もちろん、絶好の天気の中、広い海の上で心の洗濯ができましたので、それはお金には代え難い物ですが。

何とか塩焼きにできるくらいの大きさの鯛を1枚釣って、納竿となりました。(もちろん他の魚も夕食に足るくらいはつれましたよ。名誉回復のために一言)丘に上がると、横の船の方が何と78センチのものを筆頭に、クーラーに入りきれないような鯛を数匹釣られていました。思わず釣れた場所を聞くと、なんと私が行った所と同じ所。エサも同じエビ。大ショックでした。「あんなに大きくなると、大味になって美味しくないだろう」とか、「運が良かったのだろう」とか、心の中で負け惜しみを言いながら、次は必ずリベンジをと心に誓い、足どりも重く帰路につきました。でも楽しかったです。

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2005年10月22日 (土)

重力に負けないために

頭の重さはボーリングの球とほぼ同じくらいの重さ(約4キロ)があります。これが首の骨の上に乗っているわけです。試しに4キロの球を棒にさして持ち上げてみればわかります。ちょうど棒の真上にあるときは、バランスがとれていてさほど重さを感じませんが、ちょっとでもずれると手元にずしっと重さがかかってきてその態勢を維持するためにはかなりの力を要します。

人体も同じ様に考えるとわかりやすいと思います。頭が脊柱の上にバランスよく乗っている時は、それを最小限の力で維持する事ができますが。どちらかに傾くと、それを支えるために、その力と拮抗する筋肉が緊張する事になります。筋肉は働くとその中に乳酸などの物質が蓄積されます。これは、時間と共に処理されてなくなるのですが、筋肉が常に緊張を強いられると、溜まりっぱなしになり、それがこりや痛み、腫れの原因となります。マッサージなどは、それを強制的に排出させる働きがありますので、そのときは良くなるのですが、原因が解決していないと症状は繰り返されます。

マッサージなどは日頃やらない運動をした後の筋肉痛などには良いと思いますが、姿勢などから来る凝りは毎日の事であり、原因を解決しないと定期的に通い続けなければならず、なおかつ完治は難しいということになります。もちろんやった後は体が軽くなると思いますので、即効性がある治療だとは思います。

前回、顎(下顎)が姿勢を保持するのに非常に関係があるというおはなしをいたしました。また、頭の骨にぶら下がっている状態ですので、簡単にずれるということもお話いたしました。

「なくて七癖」という言葉がありますが、どうでしょう。例えば、ほおづえをつく手は毎回おなじではないでしょうか。横を向いて寝る方は、枕の位置がいつも同じではないでしょうか。足を組む時、上に来る足はいつも同じではないでしょうか。物を食べるとき、いつも同じ側で食べてはいないでしょうか。テレビはいつも座る位置のどちら側にあるでしょうか。一定ではないでしょうか。などなど、ちょっとした生活習慣の中でもかみ合わせ(顎)のずれは起ります。

人間の体は、何か不都合があると残りの機能でなんとかそれを補おうとします。頭の位置がずれると、そのままでは体が倒れてしまいますのでそれを支えようと首がずれる、それを補おうと肩がずれる、さらにそれを補おうと腰がずれる、同じ様に膝、足がずれるという風に、結局体全体がゆがんでしまいます。いつもどこかの筋肉が過緊張を起こしており、それに伴う不快症状を抱え続けるという状態に陥ります。

私は構造医学というものも勉強しているのですが、その中でも顎(下顎)の大切さに触れられています。人間の祖先は重力に拮抗して立ち上がりました。チンパンジーと人間の遺伝子は、97%くらいが同じだそうです。ではその差は何かというと、直立2足歩行をするかどうかだけだと言っても言い過ぎではないようです。

私が住む熊本の阿蘇に猿回し劇場があります。そこの話を聞くと、まず教える事は2足歩行であり、それができるようになると急速に芸の覚えが良くなるそうです。人間も立ち上がった時から脳の発達が急速に進んだと考えられます。つまり、2歩足で立つということは、人間を人間たらしめていると言っても言い過ぎではないようです。重力に対して最小の力で立つ事により、その他の事に力を注ぐ事ができるわけです。続きはまた次回。

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2005年10月20日 (木)

重力と健康

我々人間を含めて、地球上にある全ての物に対して重力というものが働いています。子どもでも知っている当たり前の事ではないかという声が聞こえてきそうです。日頃、その力を意識する事はほとんどありません。山に登ったり階段を登ったりする時に私など、体重の増加と筋力の衰えを感じるくらいです。

人間と同じ寸法で人形を作って床に立てようとしても、至難の業です。皆様もご経験あるのではないでしょうか。足の裏の接地面積が小さすぎます。では、人間はなぜ特に意識する事も無く立っていられるのでしょうか。それは、常に体の平衡を感じる器官によって調節されているからです。

従来、平衡をつかさどる器官は、耳の三半規管だと言われてきました。その構造や働きは、ここでは割愛しますので、知りたい方はインターネットや本等でお調べください。ところが、最近の研究で(前から気付いている方もいらっしゃったかもしれません)下顎もそれに関与していることがわかってきました。

試しに、目をつぶって立ってみて下さい。それだけでふらつく方は、薄目を開けていただいてもかまいません。体全体をリラックスさせて、下のあごを前後、左右に動かしてみて下さい。どうでしょう。姿勢が変化するのがわかるのではないでしょうか。下顎は、両端に関節(顎関節)があり、そこの靭帯などで頭の骨にぶら下がっている構造をしています。そのため、ある範囲の中では自由に動かすことができます。逆にいうと、簡単にずれる事もあるということです。

とあるオリンピックの体操選手が試合前に1本歯を治療したため、宙返りがうまくできなくなったという実話があります。彼らは極限までのバランス感覚や平衡感覚を駆使して演技をおこないますので、歯の治療によって微妙(ほんの数ミクロンくらいかもしれません)にあごのずれが生じたことによってそうなったと推察されます。

目まいがひどく、吐き気などを伴い、立つ事ができなくなる事もあるメニエール病というものがあります。普通は耳鼻科に行かれる事が多いのですが、上記のような事を考えると、かみ合わせのずれから起こる事もあることが理解できるのではないでしょうか。実際、歯科のかみ合わせ治療で治るケースも多くあります。

人間の真ん中を通っている背骨(脊柱)は、皆様もご存知だと思いますが、決して1本の硬い骨ではありません。小さい積み木を積み上げたような構造をしており、それぞれのすき間には軟骨のクッションが入っています。これが飛び出して悪さをするのがヘルニアです。

ではその積み木が崩れないのはなぜかというと、その一つ一つに筋肉や腱が着いていて、色々な方向に引っ張って安定させているからです。丁度、テントを張るときに、支柱をロープで引っ張って地面に固定するようなものです。当然、全ての方向に均等に力がかかっている時が、一番小さい力で安定させる事ができます。ゆがんでいると、力の不均衡が起り、ねじれが出てきます。

では、人間の姿勢がゆがんでいると、どのような事が起るでしょうか?だんだん想像がついてきたのではないでしょうか。そのあたりをまた次回、書いて行きたいと思います。健康になるためのキーワードは「重力」です。

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2005年10月15日 (土)

不定愁訴という西洋医学の谷間

体力がない、疲れやすい、元気がない、うつなどの身体や精神の不調、頭痛、目のかすみ、鼻炎、顎関節の症状、首すじのこり、肩こり、背中の痛み、五十肩、腰痛、手足の冷え、便秘、下痢、生理不順、生理痛、不眠などのいわゆる不定愁訴、キレル、姿勢が悪い、歩き方がおかしいなどの諸症状に悩まされている患者さんは国民の30%もいると報告されています。

これらの不定愁訴は、病院などで各種の検査を行なっても異常は見られません。しかし、不快症状は持続しています。このような状態を、未だ発病していない「未病」状態と呼びます。このような未病といわれる症状こそが、あごのずれと深いかかわりがあります。

従来、このような症状を持つ患者さんは、整形外科、神経科、耳鼻科、眼科、内科、心療内科や、さらには整体、カイロプラクティック、柔道整復、鍼灸などの診療所を訪れ、種々の検査や治療を受けても治療効果が得られないだけでなく、異常はないとか原因がわからないとして放置されたり、たんに対症療法が試みられるだけであったり、疼痛をとるための薬物療法のみを受けてこられたりしたという方が大部分です。あるいは更年期障害、自律神経失調症などと診断されて、なかばあきらめるしか仕方がないと説明されたり、その病気と一生付き合わなければならないと因果を含められたりして放置されてきたというのが実情です。

丸山剛郎著 「かみ合わせを正して全身健康」の序文より

これは私がいつもかみ合わせの治療を習っている大阪大学歯学部名誉教授、丸山剛郎先生が最近出された本の序文から一部抜粋したものです。

前述されたような症状が自分にある時、歯科に行こうと考える方がどのくらいいらっしゃるでしょうか。もちろん、明らかな炎症や腫瘍などの原因が認められる場合には、それを治療する事によって完治するでしょうからお医者さんで検査等を受けられる事は大切だと思います。ところが、前述されているように、調子はずっと悪いのだけれども検査をしても何も異常値が認められず、やむを得ず原因ではなく症状をとるためだけの痛み止めなどの処方が続いたり、本人は苦しいにもかかわらず、気のせいとか、なまけグセなどと言われて片づけられることもあるようです。

丸山先生の治療を見学していると、このような西洋医学の谷間に置き去りにされたような患者さんがどんどんよくなっています。初めて見た方は、目が点になると思います。私もそのような治療が少しでもできるようになりたいと、日々研修を重ねております。ではなぜ歯を治したらその様な不定愁訴が治るのでしょうか。そのあたりをこれから何回かで解説していきたいと思います。

これらは東洋医学的な色合いが強く、まだ実験や研究でその理論的背景が明らかにされていないものがほとんどです。ですから、西洋医学的発想の強い方は嫌ったり、批判したりする傾向もありますが、大切なのは患者さんが治るというという現実です。東洋医学の針、お灸、つぼ、経絡などなど実証されていないけれども効果はあると言うものはたくさんあります。そのあたりを柔軟に考えて取り組んでいけば、より患者さんの健康や幸せにつながると思っております。健康は何物にも代えがたい財産だと思います。

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2005年10月11日 (火)

院長日記7

10月9日に当医院の元受付のスタッフが結婚しました。9年半の長期にわたり頑張ってくれました。当医院が開業して11年ですので、そのほとんどを支えてくれたといっても過言ではありません。毎日朝から晩まで一緒に仕事をしていますと(多分、彼氏よりも多くの時間を共有しているのではないかと思います)、すっかり身内のような感覚に陥り、なにか娘か妹を嫁に出すような心境でした。

スタッフの結婚式で一番悩まされるのが、挨拶です。どうしても立場上、主賓として真っ先に回ってきます。ご主人が会社勤めだと、どうしてもそこの部長クラス、場合によっては社長様が挨拶をされる場合もありますので、若輩者としましては、困ってしまいます。友人代表は数多く経験し、持ち上げたり落としたりで笑いをとれば済みますが、主賓だとそうもいかず、考え出すと3日前くらいから胃が痛くなります。

妙なプライドで、挨拶は決して原稿を読まないと決めておりますので、一応下書きをして直前まで眺めてあとはぶっつけ本番です。さてさて今回はどのような挨拶になったか、感想は出席した他のスタッフに聞いて下さい。私としましては、なんとか無事に終わってホッとしているところです。

最近出席した結婚式は、どれも仲人なしのものです。これが今風なのでしょうか。確かに、気の知れた方に仲人を頼むと気も楽ですが、日頃あまり話さない職場の上司や、医局の教授などに立場上頼むとなると、自分たちの式以上に気を使ったり、お礼はどうしようと気をもんだり、などなどかえってストレスをかかえることになりがちです。

ただ、仲人を立てた結婚というのがいつ頃から行なわれているのかは私も不勉強で知りませんが、少なくともそれが日本人の結婚式のスタンダードであったことは確かです。何かと伝統を否定したり壊したりする傾向もありますが、その中にもきっとそれなりの理由や良さが隠されているのだと思います。

日本人の教養や立ち振る舞いは、かつては他に国の見本とされていました。ところが最近は、日本に来た外国の方々が、口をそろえて「もう、日本から学ぶ事はなにもない」といわれるそうです。どのような光景を見てそう感じたのか、あえて具体的には書きませんので皆様想像してみて下さい。

話が飛躍してしまいました。ともかく、非常に手作り色の濃い、温かい結婚式でした。滞りなく終わってよかったと思います。

常日頃、当医院に係わる全ての方に幸せになっていただきたいと思っております。

今ごろは新婚旅行でアメリカのどこかにいると思います。末永いご多幸とお幸せをお祈り申し上げます。

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2005年10月 3日 (月)

たまに歯磨き忘れてもOK

昨日は、子供の運動会に参加してきました。快晴は良かったのですが、熊本地方は10月だというのに33度を越える猛暑で、カラカラの運動場は児童が競技をするたび砂埃が舞い上がり、する方はもちろん見る方もハードな1日でした。おかげで顔が日焼けで真っ赤になってしまいました。

気象予報士は安易に地球温暖化と結びつけてはいけないと言っていますが、我々素人からするとやはりその関連を疑いたくなります。台風や大型ハリケーンの上陸なども何か関連がありそうな気がしてなりません。もう少し地球をいたわらないと大変な事になりそうな気がします。

さて、本日はブラッシングについてです。日本は欧米に比べると依然虫歯や歯周病の罹患率が高いと言われています。歯科医師会が進める8020(ハチマルニイマル)運動(80歳までに20本の歯を残す)も、現状は残念ながら80歳で残っている歯は5本前後です。では、欧米に対して生活習慣を比較してみると、歯ブラシの回数は、かなり高いほうであり、砂糖の摂取量も少ない方です。

にもかかわらず、虫歯や歯周病が減らないのはなぜでしょうか?いくつか原因は考えられますが、その中の重要な一つがブラッシングです。今、ブラッシングの回数はかなり高い方だと書いたばかりなのにという反論が聞こえそうですが、ここに落とし穴があります。

大事なところは、「磨いている」と「磨けている」は違うということです。よく、食べかすがつまって虫歯になるという説明を受けた事がある方もいらっしゃると思いますが、これは正確な表現ではありません。食べかす(特に糖分を含むもの)に口の中の細菌が関与して、細菌の塊であるプラークを形成します。その中で初期の虫歯は進行していきます。

例えば、1日3、4回磨くけれどもどうしても虫歯になるという方は、1回のブラッシングにどのくらい時間をかけているでしょうか。我々が日頃患者様にご指導する様な磨き方を歯の隅々まですると、最低でも10分~15分はかかります。実際に計りながら行なうとわかりますが、かなり長い時間になります。

歯磨き粉をたっぷりつけて磨くと、すぐに口の中がアワだらけになり、すぐにうがいをしたくなります。べつにうがいをしても構わないのですが、その時点である程度の爽快感(歯磨き粉による)を得られるため、さらに続けて歯磨きを続ける人は少ないと思います。ここに磨いているけれども磨けていないという状態が出来上がります。

歯磨きは、自分で思う以上に実はくせがあり、よほど意識しておかないといつも磨けている部分と全く磨けていない部分がお口の中に出来上がります。当然磨けていない部分からは虫歯や歯周病が発生します。

前述したプラークは、大体24時間~48時間でできると言われています。ということは、1日1回で構いませんので歯の隅々まで徹底的に清掃すれば、プラークの形成を抑制できるため、病気にはつながらない事になります。菌は寝ている時が唾液の作用が落ちるため活動が盛んになりますので、寝る前のブラッシングが最も効果的になります。

私もお酒が好きな方なので、街に出て2,3件回るといい気分になり、午前様で帰ってきてそのまま寝てしまう事も時々あります。いろいろ飲み食いしてお酒も入っているので虫歯菌はここぞとばかりに活動していると思います。そのような時は、私は次の日の朝、徹底的にブラッシングを行ないます。その結果、私は結構歯の治療していますので元々歯が強い方ではないのですがここ最近虫歯ができたことはありません。

生真面目な人は、1日3回食後に必ずブラッシングをしないといけない。寝る前を含めると4回のブラッシングをしないといけないという強迫観念にも似たような思い込みをされている方もたまにいらっしゃいます。もちろん口臭予防やお口の中の爽快感、エチケットとして回数を多くするのは一向に構わないのですが、たまに忘れてもすぐに病気になる訳ではありません。1日~2日の間のどこかで取り戻せばよいくらいのおおらかな気持ちで構えておいてください。

ただ、できれば1日に1回は徹底的に磨いてください。歯磨き粉はつけなくても良いのですが、つけるとしても米粒か小豆くらいの量で十分だといつもご指導しております。そのくらいだとあまりアワもたたずに長時間のブラッシングができます。また、ながら勉強はだめと言われますが、ながら歯磨きは奨励しております。歯磨きだけで15分もしようと思うと、なかなか続きません。ですから、お風呂で湯船につかりながらとか、テレビを見ながらとか、歯ブラシの当て方さえ意識しておけばそんなに複雑な思考を必要とするものではありませんので、ながらで十分です。そうする事により、長時間のブラッシングも苦痛ではなくなります。

どの分野でもハイテクが進み、省力化と効率化が行なわれています。ブラッシングに対してもお勧めの電動歯ブラシが出てきました。これを使うと2分でブラッシングが終わり、高い効果も得られます。これにつきましては、次回書かせていただきます。

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