2005年10月11日 (火)

院長日記7

10月9日に当医院の元受付のスタッフが結婚しました。9年半の長期にわたり頑張ってくれました。当医院が開業して11年ですので、そのほとんどを支えてくれたといっても過言ではありません。毎日朝から晩まで一緒に仕事をしていますと(多分、彼氏よりも多くの時間を共有しているのではないかと思います)、すっかり身内のような感覚に陥り、なにか娘か妹を嫁に出すような心境でした。

スタッフの結婚式で一番悩まされるのが、挨拶です。どうしても立場上、主賓として真っ先に回ってきます。ご主人が会社勤めだと、どうしてもそこの部長クラス、場合によっては社長様が挨拶をされる場合もありますので、若輩者としましては、困ってしまいます。友人代表は数多く経験し、持ち上げたり落としたりで笑いをとれば済みますが、主賓だとそうもいかず、考え出すと3日前くらいから胃が痛くなります。

妙なプライドで、挨拶は決して原稿を読まないと決めておりますので、一応下書きをして直前まで眺めてあとはぶっつけ本番です。さてさて今回はどのような挨拶になったか、感想は出席した他のスタッフに聞いて下さい。私としましては、なんとか無事に終わってホッとしているところです。

最近出席した結婚式は、どれも仲人なしのものです。これが今風なのでしょうか。確かに、気の知れた方に仲人を頼むと気も楽ですが、日頃あまり話さない職場の上司や、医局の教授などに立場上頼むとなると、自分たちの式以上に気を使ったり、お礼はどうしようと気をもんだり、などなどかえってストレスをかかえることになりがちです。

ただ、仲人を立てた結婚というのがいつ頃から行なわれているのかは私も不勉強で知りませんが、少なくともそれが日本人の結婚式のスタンダードであったことは確かです。何かと伝統を否定したり壊したりする傾向もありますが、その中にもきっとそれなりの理由や良さが隠されているのだと思います。

日本人の教養や立ち振る舞いは、かつては他に国の見本とされていました。ところが最近は、日本に来た外国の方々が、口をそろえて「もう、日本から学ぶ事はなにもない」といわれるそうです。どのような光景を見てそう感じたのか、あえて具体的には書きませんので皆様想像してみて下さい。

話が飛躍してしまいました。ともかく、非常に手作り色の濃い、温かい結婚式でした。滞りなく終わってよかったと思います。

常日頃、当医院に係わる全ての方に幸せになっていただきたいと思っております。

今ごろは新婚旅行でアメリカのどこかにいると思います。末永いご多幸とお幸せをお祈り申し上げます。

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